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腰痛の原因


腰痛の原因って?
2008.11.23


腰痛の主たる原因を四つ挙げてみました。
結構長くなりました・・・。


@椎間関節によるもの

腰椎のサブラクセーション(椎間関節の脱臼)、捻挫による関節組織や深部筋の挫傷、軟部組織の炎症により、腰痛となる。ギックリ腰の代表的疾患。
腰椎がずれたままだと周囲の筋群が固まってしまい慢性腰痛となる。
通常、骨格矯正等で関節のフィクセーションを解除して正常な位置に戻さないと完治せずに慢性化する。

特徴
朝に疼痛が強い。動作開始時の痛み。片側性で後屈時の増悪。下肢症状が無い。放散痛が下腿、足部に無く、あっても側腹部、大腿部、鼠径部に留まる。腰痛が次第に増悪する為に仰臥位の継続が困難。疲労が生理限界を超えると腰痛を繰り返す。

疲労や睡眠不足等により、背筋群が過緊張を起こすと背部が固まり屈曲の状態でロック。その結果、背部の可動性が無い状態が続くと腰部がオーバーワークに陥り腰椎をロックして脱臼を起こします。

A骨盤によるもの

主に仙腸関節のサブラクセーションや仙腸関節の捻挫による腰痛。腰痛の中では疼痛が一番激しい。
骨盤の生理的構造の限界を超えると関節靭帯・軟部組織・神経に極度の圧迫や牽引が生じる為に症状が出ます。                                                           

特徴
仙腸関節周辺に疼痛がある。放散痛は殿部、大腿後部。エックス線で恥骨結合に不安定性が認められる。前兆が無く、いきなり起こるのでショックが伴う。産科症状による骨盤環の過弛緩によるものでも同様の症状が出る。
下肢の筋群の不均衡(荷重によるもの)や、一側の腕部の筋群の過緊張により、その同側の腸骨の引き上げがあると骨盤が強く捻じれて仙腸関節痛と同様の症状が起こる。骨盤が強く捻じれる事により第五腰椎との椎間孔の狭窄が起きても同様の症状となる。

B筋膜によるもの

主に疲労等による筋膜の損傷による腰痛。
腰椎を支える筋肉群の部分断裂、筋膜損傷(断裂)により発症します。
原因は疲労の蓄積と睡眠不足が多く、深部ではなく浅い筋層での筋肉群と筋膜の挫傷により発症します。
発症時には「ビリッ」という裂ける感覚と腰背部に「ズキッ」とくる感覚があります。腰痛の中でも軽傷に入りますが、切り傷と同じなので患部の治癒には一週間から二週間はかかります。

特徴
L3付近に圧痛点がある。片側性のものが多い。屈曲時に疼痛と筋緊張がある。屈曲制限がある。エックス線やその他臨床検査も陰性。仮性坐骨神経痛を生じる。症状は不快感・重圧感・疼痛と多岐にわたる。

C内臓によるもの

内臓の後腹壁反射、筋性防御反射による腰痛。痛み自体は主として関連通と考えられ、腰痛を訴える内臓疾患としては内科・外科・泌尿器科・産婦人科の各領域がある。

壁側腹膜や腸間膜等の刺激による体性通、腸壁平滑筋の痙攣と伸展による内臓痛が関与し、大動脈分岐部や腸骨動脈の閉塞によるものは阻血性痛で殿部や大腿部に及ぶ。
特徴として体位や姿勢変化による関連性が無いか少ない。
食あたりなどの急性の内臓炎症の場合は急性腰痛と同様の症状となるが、それ以外は中程度の漠然とした腰痛である事が多い。
随伴症状としては、頭痛・肩こり・眩暈・のぼせ・吐き気・腹痛・消化器症状(便通異常等)・体重減少・発熱・排尿異常など多岐にわたる。
症状が軽い場合、毒性を含む排便が出来れば症状は寛解する。
触診時にかなりの発熱を認める場合は内科に送るのが望ましい。;

腰痛を発症する代表的内科疾患

膵臓疾患(急性膵炎、慢性膵炎、膵臓癌、膵膿腫、急性膵壊死)

膵炎は膵臓に炎症が起こり痛みを生じる病気で、急性膵炎と慢性膵炎に大きく分けられます。
急性膵炎では膵液に含まれるタンパク質を分解する消化酵素(トリプシン)により膵臓自体が消化され(自己消化)膵臓の細胞が溶けて炎症が起きる為、左側背部に疼痛などの症状が出ます。
慢性膵炎は繰り返し炎症が起こり、次第に膵臓の細胞が破壊され線維に置き換わり、膵臓全体が硬くなって萎縮していく病気です。
整形外科的な腰痛と判別が難しく、マーフィーズパンチにて叩打以上の痛みがあれば陽性となります。

肝臓・胆嚢疾患(肝炎、肝癌、肝膿瘍、胆嚢炎、胆石、胆道炎)

肝炎は肝臓に炎症が起こり、発熱・黄疸・全身の倦怠感などの症状が出る。原因としてはアルコール、薬物、ウイルス、自己免疫性などがある。
胆嚢炎は急性になると右上腹部の激痛、右肩への放散痛、吐き気、嘔吐、発熱が伴う。
右側背部痛が認められ、マーフィーズパンチにて叩打以上の痛みがあれば陽性となります。
叩打時に横腹部、季肋部に放散痛が出ます。

胃・十二指腸疾患(胃潰瘍、胃癌、胃下垂、胃炎、胃穿孔、十二指腸潰瘍、十二指腸穿孔)

食あたり、過食、食物アレルギー、咀嚼の不足などで起こる胃炎、腸炎により腹壁反射が起こり、後腹壁を構成する腰方形筋や大腰筋の攣縮作用によっておこる腰痛になります。
食あたりは5,6,9,10月に多発します。

小腸・大腸疾患(腫瘍、憩室、炎症、腸閉塞、虫垂突起炎)

虫垂炎では圧痛点を圧迫し手を離す時に痛みが強く出る反動痛が認められ、触診時に腹壁が硬直する筋性防御があれば腹膜に炎症が及んでいると考えられる。

腹膜・後腹膜腔疾患

リンパ腫、リンパ肉腫、癌のリンパ節転移などによる後腹膜瘤、内臓疾患による後腹膜癒着、炎症湿潤、腹膜炎、解離性腹部大動脈により腰痛が発生します。

全身疾患

感染症、膠原病、代謝疾患などにより腰痛が発生します。

中枢末梢神経系由来によるもの

@脊髄疾患

脊髄空洞症脊髄前核炎、脊髄炎、多発性硬化症、腰部限局性脊髄炎、全脊髄動脈閉鎖、脊髄内出血、脊髄硬膜外腫瘍など

A神経根障害

帯状疱疹、髄膜炎、髄膜癌腫症など

B末梢神経障害

栄養障害による脚気、アルコール中毒症、糖尿病、痛風などは、腰背部痛、知覚障害、筋力低下、腱反射の減弱か消失、筋委縮が伴う。
糖尿病では、筋委縮作用が一般的に認められ、筋肉の自律拘縮により身体が固くなります。
感染、中毒、骨盤内の臓器癌の腰仙骨神経叢浸潤も考えられます。

産婦人科系疾患

  • 月経痛
  • 月経前緊張症や更年期症状などによるホルモン性のもの。
  • 臓器、内性器の炎症によるもの
  • 開腹手術後によるもの。内性器及び周囲組織の癒着、急性炎症、慢性炎症、循環障害など。
  • 癒着性変性。特に更年期になると過去の子宮摘出手術後の癒着による姿勢変化で強度の腰痛になる事が多い。
  • 腫瘍によるもの。腫瘍により周囲組織の圧迫と浸潤がおこる。
  • 妊娠による子宮増大、巨大腫瘍による姿勢変化によるもの。
  • 子宮増大による骨盤腔の圧迫によるもの。妊娠中の一過性のもの。病的意義は少ない。
  • 泌尿器、内性器、付属器疾患の合併症で生じるもの。
  • 妊娠性骨軟化症
  • 骨盤環弛緩によるもの。分娩に関してエストロゲン、プロゲステロン、リラキシンの協同作用によって骨盤結合部、脊柱、繊維軟骨に軟化が起こり、伸張性が増大します。分娩を円滑にする為の作用になりますが、筋力が代償し得なくなると骨盤筋群のスパズムや骨盤の動揺性により疼痛が発生します。妊娠末期や骨盤に外傷が加わる事により仙腸関節や恥骨結合の離解が生じる。仙腸関節離解では殿部から大腿後面、恥骨結合離解では内転筋側に疼痛が生じる。